企業と就労支援事業所の情報交換・交流会を開催しました!
第2回 はっぴぃ交流会開催 (令和8年9月10日)
丹波市商工会では、会員事業所の深刻な人手不足への対応策の一つとして、障がい者雇用について企業と就労支援事業所が交流頂ける機会を定期的に設けています。
今回開催した交流会には、障がい者雇用に関心を持つ企業7社、就労支援施設5事業所のほか、丹波障害者就業・生活支援センター ほっぷ、ハローワーク柏原にもご協力いただき、障がい者雇用について、それぞれの立場から情報交換を行いました。

当日は、昨年度(令和7年度)の交流会をきっかけとして、実際に障がい者雇用につながった企業2社から、雇用後の現状や、実際に受け入れてみて感じたこと、現在抱えている課題などについて報告していただきました。
障がい者雇用というと、「どのような仕事を任せればよいのか」「職場でどのように対応すればよいのか」といった不安を感じる企業も少なくありません。しかし、実際に雇用した企業からの生の声を聞くことで、雇用する前には分からなかったことや、工夫することで対応できることなど、具体的なイメージを持つことができました。
また、ハローワーク柏原からは、今後の障がい者雇用率の動きや制度について説明いただきました。障がい者雇用を取り巻く環境が変化する中、企業として今後どのように対応していく必要があるのか、制度面から理解を深める機会となりました。
更に、丹波障害者就業・生活支援センター ほっぷからは、障がいのある方が働く上で重要となる「合理的配慮」について説明いただきました。一人ひとりの特性や状況を理解し、仕事の進め方や環境などを少し工夫することで、本人が持っている力を発揮しやすくなることについて、具体的な事例を交えながら学びました。
そして今回の交流会の中心となったのが、企業7社と就労支援施設5事業所による個別相談です。企業と支援施設が1対1で面談し、「どのような仕事ならお願いできるのか」「どのような作業が向いているのか」「現在、どのような人材を求めているのか」「就労に向けてどのような支援ができるのか」など、それぞれが率直な意見交換を行いました。
今回の交流会で大切にしたのは、障がい者雇用を「制度への対応」として捉えるだけではなく、企業と障がいのある方双方にとって、より良い働き方を一緒に考えることです。
企業にとっては、人手不足が深刻化する中で、これまで人材として十分に検討できていなかった層に目を向けるきっかけになります。一方、就労支援事業所にとっては、地域企業がどのような仕事や人材を求めているのかを直接知ることができ、利用者の就労支援にもつながります。
昨年度の交流会から実際の雇用につながった事例が生まれたことは、このような「顔の見える交流」の大きな成果の一つです。
丹波市商工会がこの交流会を開催する目的は、障がい者雇用そのものを推進することだけではありません。会員企業が抱える「人手不足」という課題に対して、障がいのある方の特性や能力を正しく理解し、それを活かすことで、人材確保の新たな選択肢として障がい者雇用を検討していただくことにあります。
「どんな仕事ができるのか分からない」「自社でも雇用できるのだろうか」と感じている企業様がおられましたら、まずは支援機関や就労支援事業所とお話をしていただきたいと思います。当会の交流会が、その最初の一歩となればと考えています。
丹波市商工会では今後も、会員企業と就労支援機関をつなぎ、地域の人材を地域企業の力として活かす取り組みを進めてまいります。