丹波市春日町にある古民家風和風旅館「丹波の宿 恵泉（けいせん）」は、JR黒井駅から徒歩10分ほど、そして舞鶴若狭自動車道・春日ICからなら車で約5分の便利な場所にあります。木のぬくもりを感じる落ち着きのある宿で、心のこもったお料理に舌鼓。静かな里山の雰囲気にひたれるおもてなしは、素敵な旅の思い出になります。
日常を忘れ、ゆっくりくつろぐ
JR「黒井駅」から徒歩10分の場所にある恵泉。黒井城からもほど近く、登城路のトレッキングを楽しんだあとゆったりくつろぐのにぴったりです。また、春は徒歩すぐの黒井川沿いの桜が満開になるので、お花見を楽んだあと訪れるのもよさそうですね。
館内は和風旅館の趣を楽しんでもらいたいとあえて華美な装飾はせず、くつろぎの滞在を演出。床も柱も人の手でしっかりと手入れされていることがわかる、清潔感と重厚感が魅力です。
客室はトイレ・洗面所付の和室が4室と、お部屋だけのシンプルな和室が8室の、計12室。日常を忘れてくつろげるようにと、どのお部屋にもテレビを設置していません。
音のない静かな空間に身を置いていると、木々のざわめきや電車の音がかすかに聞こえ、なんとも旅情をそそります。
フリーWi-Fiを備えているので、ワーケーションとして仕事を持ち込む人にも便利です。
リニューアルしたお風呂で心地よく汗を流す
めぐみの湯（大風呂）
チェックインしたら、まずはお風呂に入って汗を流したいですね。大きな窓と高い天井が特長の「めぐみの湯」は、恵泉でいちばん大きなお風呂。日中はたっぷりと光が差し込む中で心地よい入浴が楽しめ、夜はしんと静まった里山の空気を感じながらゆったり湯浴みできます。
露天「壺湯」
めぐみの湯の奥には露天風呂「壺湯」も用意。ウッドテラスに埋め込まれた壺は、オーストリアから直輸入された鉱石のパウダーを釉薬（ゆうやく/“うわぐすり”ともいう）にブレンドして焼成したもので、遠赤外線効果に優れ、もしや温泉では？と思うほどぽかぽかになります。静かにお風呂に浸かっていると鳥や虫などの鳴き声も聞こえてきて、なんとも安らかな気持ちに。
いずみの湯（小風呂）
壁一面に敷き詰められた亀甲型の青タイルが表情豊かな「いずみの湯」は、小さめながら奥行き感があり、こちらも心地よさは格別。大正ロマンを感じさせるすてきなデザインで、入浴の楽しみを演出してくれます。
お風呂の利用時間は16:00〜21:00。男女入れ替え制、家族貸切風呂と、ときどきにあわせて案内してもらえます。朝の時間帯は500円で貸切も可能です。
夕食付きプランがおすすめ！
木のぬくもりを大切にした食堂
素泊まりも可能ですが、せっかくなので1泊2食付きのプランを選んで、とっておきのお料理を心ゆくまで味わいたいものです。
但馬牛のすき焼
いちばんのおすすめは、肉質が良いと評判の但馬牛を贅沢にいただく「すき焼鍋」。細かくサシの入ったお肉は、見るからにやわらかそうです。地元丹波でとれた野菜やしらたきなども盛り合わせ、土地の恵みが存分に味わえます。
お肉を焼き、甘めの割り下に絡めて口に運べば、とろける食感と溢れ出す旨味に思わずにっこり。肉汁をたっぷり吸い込んだ野菜やお豆腐も絶品で、ボリュームがありながらペロリと食べてしまいます。最後は丹波産コシヒカリ「丹波ひかみ米」のご飯でシメ。噛むごとに甘味と旨味が楽しめ、何杯でも食べられるおいしさです。
丹波地鶏の鶏鍋
ほかには、丹波地鶏の鶏鍋や鶏すき鍋、丹波名物のぼたん鍋もラインナップ。
夕食のみの利用にも対応し、貸切もOK。会席コースの用意もあるので、家族や仲間内での集まりなどにも利用できそうですね。
ほっとひと息つきに来てみませんか？
静かなお部屋でぐっすり眠った後は、お楽しみの朝食時間。ご飯、味噌汁、焼き魚と小鉢が数品の和風膳です。丹波産の黒豆など地元の素材を使ったお料理と丹波ひかみ米の相性もまた抜群で、朝からしっかり元気を蓄えられますよ。
四季によってさまざまに移り変わる丹波の自然を肌で感じ、明日への活力が養える恵泉。お風呂に入っているとき、部屋でくつろいでいるとき、夕食をいただいているとき、そして眠りにつく前のまどろみのとき。いずれの時間も日常をひと時忘れ、丹波らしいゆるやかさを全身で堪能できます。
心を尽くしたおもてなしと特別な時間を味わいに、訪れてみてはいかがでしょう。
■宿泊料金 2名1室（素泊まり） 1人6,600円〜、（朝食付き） 1人7,700円〜、（朝・夕食付き） 1人9,350円〜
＜注意事項例＞
- 新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、館内でのマスク着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンス等に配慮しています。ご協力をお願いいたします。
- 掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。