
青垣町大名草の山すそに古民家コワーキングスペース「Tamba Creative HUB」があります。運営しているのは、デザイナーであり、水分れ公園隣にある「水分れ茶屋」の運営や地域イベントなど、丹波で様々な活動をしている清水健矢さんです。大阪から移住して6年、まちの活性化に関わるなかで、人と人がつながって仕事や暮らしの新たな可能性が生まれる場所を作りたいと、この拠点を作りました。
青垣にコワーキング施設を作った理由

「Tamba Creative HUB」は、10年ほど空き家だった古民家をリノベーションした施設です。昔ながらの土壁や梁を活かし、古民家の趣を残しながらも機能的にデザインされています。「青垣の自然豊かな雰囲気がすごくいいなと思って」と清水さんが話す通り、本当に素敵な環境です。
清々しい空気と静かな環境に包まれたこの家は、まさに心が落ち着く場所。地域に新しい風を吹き込む拠点として、清水さんの想いとともに再び息を吹き返しました。

清水さんが、コワーキング施設を立ち上げたのは、「丹波地域に必要なものはなんだろう」と考えた結果でした。丹波をもっと元気にするために、地域で事業をする人を増やしたい。挑戦する人を応援し、仕事の相談ができる仲間がそばにいたら、もっと多くの人が丹波で夢を形にできる…そんな思いが原点です。
落ち着いて仕事に集中でき、癒やしの時間も持てる場

コワーキングスペースの窓の外には田畑が広がり、鳥の声や風の音が心地よく響いています。静けさの中にも古民家ならではの温もりがあり、自然と気持ちが落ち着きます。利用者からも「集中して仕事ができる」「居心地がいい」と好評だそうです。1階は広々とした共有スペースをはじめ、キッチン、シャワー室、ダーツスペースなどがあり、2階はプライベートオフィスが2部屋あります。(プライベートオフィスは現在1室のみ空きあり)

共有スペースのピアノを利用して、音楽系のイベントや交流会が開催されることも。


IHコンロが設置されたキッチンも自由に使えます。ほかに、電子レンジや冷蔵庫、食器やカトラリーも準備されており、簡単な調理もOK。緑茶や紅茶はフリードリンクです。

ダーツは大人の遊び。気分転換にぴったりですね。丹波ダーツ協会の本部事務所も兼ねており、ダーツ台(GRANBOARD)を設置。ほかに、BBQやテントサウナの設備もあります。

玄関。メンバーは指紋でロック解除されるしくみです。
●4つの月額利用プラン(税込)※詳細は公式サイトを確認
・プレミアム(全日) 9,900円
・平日プラン 8,800円
・土日祝プラン 5,500円
・ナイトプラン 4,400円
●無料設備
・高速Wi-Fi
・フリードリンク
・会議室
・プロジェクター
・スクリーン
・テントサウナ
・シャワー ほか
●有料設備
・プリンター
人とアイデアが交わって何かが生まれる

ときには、会員同士が得意分野を生かしてワークショップを開催することもあり、利用者の中には、ここでの交流がきっかけで新しい事業を立ち上げた人もいるとか。「名刺交換会のような出会いではなく、日常の中で自然に生まれるつながりを大切にしたい」と語る清水さんの言葉どおり、この場所には仕事だけでなく、人との出会いや新しい挑戦のきっかけがあるようです。
人生を変える出会いがある場所に……

清水さんは「Tamba Creative HUB」を、「人と自然の中で刺激を受けられる場にしたい」とも言います。自然に囲まれたこの空間では、日々の忙しさから離れて自分と向き合う時間を持つことができます。
「田舎暮らしをしたい」との思いで丹波に来た時、「丹波の人はあたたかく迎え入れてくれて、何かを始めたいときにはすぐに手を貸してくれた」と振り返ります。リノベーションを手伝ってくれた仲間や、イベント出店を快く引き受けてくれた地元の方々。そんな地域の支えがあったからこそ、今の「Tamba Creative HUB」があると、感謝の気持ちを忘れません。

丹波で活動するなかで、清水さん自身も多くの出会いを重ねてきました。そこから新しい仕事やプロジェクトが生まれ、県のコワーキング関連プロジェクトのリーダーを務めるまでに。そこにいくきっかけは、やはり人とのつながりです。同じように「この場所で出会った人たちが、新しいアイデアや夢を形にしていけたら」と願っています。
「Tamba Creative HUB」は、仕事の場所であると同時に、人が出会い、学び合う場でもあります。ここから丹波の新しい可能性が広がっていきそうです。
<注意事項>
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