2019年(令和1)12月にオープンした「CAFE MAROCOCO(カフェマロココ)」は、尼崎市からの移住者・増田美咲さんがオーナーを務めるすてきなカフェ。ランチはオーガニック食材を中心に仕立てたもので、ほっこり和むおいしさです。
春日町で話題のおしゃれカフェ
「CAFE MAROCOCO」があるのは、春日町黒井の国道176号線沿い。JR「黒井駅」から東へ徒歩10分ほどで到着します。のんびりとした風景の中でひと際スタイリッシュな佇まいの同店。通るたびに気になっていた人も多いのではないでしょうか?
農業を始めたいというご両親とともに、丹波市へやってきた増田さん。せっかくだから自分も何か新しいことをやってみたいと考え、ご両親が育てた作物も提供する健康志向のカフェを思いつきます。さっそくカフェの学校に通って運営方法などを学び、約2年前に同店オープンへと至りました。
シンプルでいて温かみがあり、アメリカのダイナーのような雰囲気もある店内。さぞかし増田さんのこだわりが詰まっているのだろうとお伺いすると「実は大阪の店舗デザイン会社さんにすべてお任せしたんです。すてきに仕上げていただけてうれしいです」とにっこり。飾らず気負わずな人柄がとっても魅力です。
メニューはドリンク類とデザートに加え、日替わりのランチセットとパスタを用意。丹波の野菜をふんだんに使った「MAROCOCOランチセット」がとくに人気です。
ほっこり和むおむすびランチ
こちらがいちばん人気の「MAROCOCOランチセット」(1,280円)。2種類のおむすびを中心に、メイン料理、副菜、お味噌汁、ドリンクがセットになった、大満足のランチメニューです。
ぷっくり感がかわいらしいおむすびは、梅・鮭・おかか・高菜・明太子・ツナからチョイス可能。中でも、梅と明太子がとくに人気です。
お米は福知山の藤田農園から仕入れたもの。化学肥料、農薬を一切使わず合鴨農法で育てたお米で、安心安全なのはもちろん、炊き上げるとツヤツヤふっくら、もっちりとした実においしいご飯に仕上がります。
この日のメインは豚しゃぶです。ポン酢だれにつけて、さっぱりと。
副菜のひとつ、山芋と豆腐のグラタンも美味。ふわっとろっとした食感とやさしい風味は、おむすびにも豚しゃぶにもよく合います。
ほかには、生ハムサラダ、いんげんの胡麻和え、丹波黒豆、お味噌汁といったラインナップ。自家製の味噌や塩麹、甘酒などを使ったお料理は、一つひとつが実に滋味深いおいしさ。さまざまな世代の人が安心して食べられます。
デザートもオーガニック食材で
デザートメニューは現在3種類。「タピオカミルクティー」(590円)は、アッサム茶葉で抽出した自家製紅茶シロップに、もちもちのタピオカがたっぷりと入っています。
有機栽培の小麦粉を使用した「紅茶のシフォンケーキ」(550円)も気になるスイーツです。
「地産地消を大切に、農家さんとのご縁も大事にしながら、これからもおいしくて健康的なランチが提供できればなって思っています」。
おしゃれな空間でくつろぎながら、丹波の新鮮な食材に舌鼓。充実の時間を演出してくれる、とってもすてきなカフェです。
※表示価格は全て税込
<注意事項>
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