昭和の雰囲気たっぷりの店内で、おいしい魚料理がいただける「丹波みなと」は、加東市にある「ばんしゅう港」の2号店として2020年(令和2)にオープンしました。モットーはその日の朝に仕入れた新鮮な魚介を、できる限り価格を抑えて提供すること。店内の雰囲気やお料理をたっぷりご紹介しましょう!
昭和レトロな店内で新鮮な海鮮を提供
「丹波みなと」があるのは、丹波年輪の里の斜向かい。にじいろタブレットでも紹介した、本場博多とんこつらーめん いっぽしの隣に位置しています。
大将の青木さん(左)と、店長の松浦さん(右)
「1号店のばんしゅう港は、海のない土地でもおいしい海鮮料理を提供したい、とはじまったお店でした。2号店をと考えたときに、より漁港に近い丹波であれば新鮮なお魚も手に入りやすく、ばんしゅう港とも魚介が共有できるのではないかと。そんな時にちょうどこの物件が見つかり、広さもちょうどよく、オープンを決意したんです」と店長の松浦さん。
どこか懐かしさを感じる昭和レトロな店内は、1号店「ばんしゅう港」の雰囲気を踏襲。昭和の歌謡曲が流れるノスタルジックな空間は、まるでここだけタイムスリップしたかのようです。
ワイワイ感たっぷりのテーブル席はもちろん、気軽にくつろげる半個室タイプの座敷席も用意。子ども連れ家族は、小さな子どもを座敷でゆっくり寝かせておけるのはうれしい限りですね。
日替わりの海鮮メニューやおばんざいをチェック
取材日の「本日のおすすめ」メニュー
そんな「丹波みなと」で断然おすすめしたいのは、日替わりの「本日のおすすめ」の数々。オーナー自ら市場や漁港に足を運んで仕入れた鮮度抜群の魚介を、その日のうちにお刺身や天ぷらなどで提供します。
ある日は長崎県産の本マグロがどどんと登場! うまみたっぷりの赤身刺が1,320円、たっぷりと脂がのった大トロ刺が1,716円というリーズナブルな価格でいただけました。
またある日は新鮮なトラフグがお目見え。お刺身はもちろん、焼きフグや唐揚げ、てっちり鍋などさまざまな調理法でとことん味わい尽くすように料理されていました。
「お刺身はすべてその日の朝に仕入れた新鮮な魚のみで提供しています。新鮮な魚介ならではの、引き締まった身の食感をぜひ楽しんでいただきたいです!」と松浦さんは胸を張ります。
ひと切れひと切れがしっかり大きめで、食べ応えも抜群。ぷりぷりコリコリとした身を口いっぱいに頬張る幸せはやっぱり格別です。刺身醤油は、兵庫県加西市にある老舗醤油店のものを独自にブレンド。マグロにサワラにブリに……、噛み締めるごとにうまみが広がるお刺身と醤油との相性をぜひ味わっていただきたいです。
食欲をそそる一品メニューもずらり!
そのほか、焼き物や煮物などの一品メニューも豊富にそろっています。こちらは、とろとろ食感の卵が食欲をそそる「チーズオムレツ」と「明太子オムレツ」。小さな子どもや子ども連れ家族などにも大好評です。
うま辛の代表格「豚キムチ炒め」は、ビールにぴったり!
しっかり煮込まれた牛すじと、味の染みたこんにゃくがたまらない「和牛すじ煮込み」も、ぜひオーダーしたい一品です。
串カツ店で店長を経験したこともあるオーナーこだわりの串カツも絶品。厳選した油でからりと揚げた串カツは、サクサク感たっぷりの衣をまとってクセになるおいしさです。どろソースをメインに独自にブレンドしたソースを絡めれば、ご飯のおかずにもいけるガツンとスパイシーな味わいに!
「本日のおすすめ」メニュー以外は基本的に1年中変えずに提供しているので、いつでもお気に入りが味わえます。
「どんなときでも帰って来られる、“心の港”のような存在になっていきたい」と話す松浦さん。書家・ごとうみのる氏が手がけた看板や店内の文字にもそんな思いが込められ、温かみと力強さとで包み込んでくれるようです。
居酒屋としては早めの15時スタートで、明るいうちからさくっと飲めるのも楽しいところ。ゴルフ終わりなど、ふらっと訪れる方も多いそうです。しっぽり飲みたいときもみんなでワイワイ楽しみたいときにも訪れたい、いつでも通いたい居酒屋さんです。
<注意事項例>
- 掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。