丹波市の豚骨ラーメンといえばここ!コクとうまみがやみつきに

本場博多とんこつらーめん いっぽし

豚骨ラーメンの専門店「いっぽし」は、コクがありながらもあっさり食べられる自家製スープと小麦の風味が楽しめる麺が絶品だと、年齢性別問わずに愛されるお店です。毎日丹精込めてラーメンを作る店主の杉上さんに、おいしさの秘密を伺いました。

自家製スープのおいしさを味わってほしい

「本場博多とんこつらーめん いっぽし」があるのは、JR柏原駅から車で北西に向かって約5,6分のところ。国道176号線沿いにある、柏原Jタウンの一角です。オープンしたのは2016年(平成28)6月で、味のリニューアルを繰り返しながら“おいしい豚骨ラーメン”を提供し続けています。

こだわりは、豚骨らしいコクがありながらも臭みが少なく、最後の一滴まで飲み干せるスープ。豚骨のうまみをしっかり抽出した後にひと晩寝かせ、大量の豚骨をさらに追加して煮込むことで、さらなるうまみとコクを引き出して仕上げます。

主力メニューを「ラーメン(750円)」と「チャーシューメン(950円)」に絞ることで、豚骨スープにとことん注力。
「毎日実直に豚骨スープに向き合っています。味変ならラーメンにからし高菜やにんにくをトッピングしてもおいしいですし、ライスを添えて“ラーメンライス”にするのもおすすめです」と店主の杉上さん。

クセになると評判の「ラーメン」ができるまで

「ラーメン」の具材は大きなチャーシューに加え、キクラゲとネギの3種類。ネギの香り、キクラゲのシャキシャキ感、チャーシューのとろみがまろやかに調和する、シンプルなおいしさを心がけているそうです。

こだわりの豚骨スープに合わせるかえしは、醤油がしっかりと利いた上品でパンチのある味わいを追求。魚介のダシも少し加えることで、重層的なうまみを演出しています。

スープとかえしの織りなす多彩な味わいは、ラーメン好きでなくとも唸ってしまうほど。麺は、茹でるというよりはほとんど湯通しした程度の“バリカタ”で食べるのがおすすめとのことです。

「ラーメン」の味付け半熟卵トッピング

トッピングをささっと加えて、あっという間に1杯出来上がり!

「ラーメン 半熟味付玉子付き」(850円)

王道の豚骨ラーメンのような見た目ですが、スープはあくまでさらりとしたテクスチャー。大きめのチャーシューやとろりととろけた半熟玉子が、食欲をぐっとそそります。

まずはスープだけでいただきましょう。
豚骨ラーメン特有の特徴的な香りはそれほどなく、まろやかでコク深い風味が喉を軽やかに通り過ぎます。一方で、動物性ならではのどっしりとしたうまみも感じられるのがうれしいポイント。豚骨ラーメンらしい“クセになる”感覚がしっかりと宿っています。

バリカタの麺は小麦本来の風味を感じつつ、スープもよく吸っておいしいハーモニーを奏でます。ほどよい歯応えもまた新鮮で、食べ応えも抜群です。なお麺の硬さはバリカタのほか、“カタ”と“普通”の3種類から選べます。
食べ終わったら130円の替え玉か、100円のライスを追加するのもおすすめ。ライスならスープに全部投入して“スープご飯”としていただきましょう。

この「ラーメン」と同じものを、テイクアウト用にも用意。スープを袋のまま湯煎して解凍し、茹でた麺とともに合わせて具材をトッピングするだけで簡単にお店の味が再現できます。お土産はもちろん、日々の昼食・夕食・夜食などにうれしいですね。
こちらは事前に電話でオーダーしておくとよりスムーズだそうです。丹波市の本格豚骨ラーメンを、ぜひ一度味わってみてください。

 

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