経営の心得
1.企業は人なりを基本とし、チャレンジ精神を以って取り組みます。
2.お客様に仲間に、仕事に「愛」と「感謝」を持って取り組みます。
3.お客様の事前期待以上の仕事が出来るように取り組みます。
4.丹波・篠山地域の活性化に取り組みます。
5.おもしろい・たのしい・人をげんきにする仕事に取り組みます。
こんにちは。株式会社アクティブライフ・コネクションの青木でございます。
弊社は2010年5月に開業した不動産会社です。当社は不動産事業を通じて「丹波・篠山の地域活性化」を行っています。私が生まれ育った大好きな丹波で、丹波・篠山の人と企業の縁を繋ぐ橋渡しとして、地域に貢献できる不動産屋を目指しております。
このイラスト見たことある人は多いのではないでしょうか?
はい、実はこのキャラクター私なんです。気になる物件がございましたら是非連絡下さい。
丹波市の課題解決に力を注ぐ企業
現在、多くの地域で問題となっているのが「地域の少子高齢化の加速」「空き家の増加」の2つです。もちろん丹波市も例外ではありません。
理由としては高校を卒業してからすぐ就職ではなく、都会の大学へ進学し就職する傾向に変わり始め、地元を離れる若年層が増え、少子高齢化が加速し、管理できない空き家が年々増加している状況になっています。かといってこのままで良いなんてことはありません。日々大好きな丹波がどうすればこの課題を乗り越え元気な町になるかを考えています。
その1つとして考え付いたのが、「都会からの企業誘致」です。
近年、都会から古民家を改装してカフェをしたい、民宿を営みたいという創業志望の方が増えており、空き家を利用するだけでなく、新たな店が出店することで地域活性化にも大きく貢献することが出来ます。
また、都会の企業に丹波市へ支店や工場を建てることも提案しております。こうすることで余っている土地を有効活用でき、都会から多くの従業員とその家族が丹波に移り住むことが考えられます。また、丹波市内の雇用促進にも繋がる為、企業の人手不足解消にも一歩近づけると考えています。こういった「都会からの企業誘致」は空き家や土地の利用だけでなく、丹波市の地域活性化にも大きく貢献することが出来ると考えています。
なぜ不動産をはじめようと思ったのか
私は生まれも育ちも丹波市氷上町です。祖父が酒屋を始めて、その後を父が継ぎ、私はひょんなことから、不動産屋になりました。
2000年(平成12年)のお正月、私は病院のベッドの上にいました。家のローンもあり子どももまだ小さく、不安だらけの気持ちで年を越したのを今でもよく覚えています。それからの3年間は、入退院の繰り返しでした。そして同じ病気で入院していたひとつ年上の先輩が亡くなりました。自分で事業を起こし、会社が大きくなりかけていた矢先のことでした。男気があって、良くしてもらった先輩が言った最後の言葉、「おまえは治るかもしれんなあ。」この一言が忘れられません。
私は何としても治してみせると決め、病院の先生と治療の道を歩み始めました。そのお陰で、完治することが出来ました。
その後しばらく療養しながら過ごしていたある日のことです。ふと道を歩いていた時のことです。今まで気づきもしませんでした、目に飛び込んできた風景や人々の姿。今日まで育ててもらった丹波では、高齢化が進み、空き家が増え、耕作放棄地もあちらこちらに目立つようになってきているではないか!昔から漠然と不動産屋をしたいという夢を持っていましたから、それなら、この不動産屋の仕事を通じて丹波の人と企業を元気にすることを目標にしようと決めました。
不動産はモノとは違います。丹波篠山のそこにしかない物件と一緒に、雰囲気やまわりの自然、景色、その土地の人々の関わりも一緒に扱う仕事です。昔からそんな不動産屋さんに魅力を感じているととろがあったように思います。やってみて実感した事は、人の縁をほんとうに大事に思えるようになったことです。不動産の世界に飛び込んで役に立ったのは、今まで築きあげてきた人と人との繋がりと信用でした。不動産経験がない私がこれまでやってこられたのも、そのお陰と感謝しています。
こんな場合はぜひ相談してください!
不動産屋を長くやっていると色んな相談があります。弊社には空き家管理業者と行政書士がおり、様々な問題に対応しております。ここからはそういった相談案件を紹介していきます。
★空き家を賃貸に
空家の持ち主:わたしの友人の話ですが、引越しをして古い家を出る時に、運良く知り合いの紹介で「住みたい」という人が現れて、賃貸の契約を交わして住んでもらっているそうです。人に住んでもらうと、家が傷まないし、家賃収入があるのはとても助かるとのこと。
空家管理業者:賃貸にして人が住んでくれると様々なトラブルを防ぐことが出来ますね。しかしタイミング良く住んでくれる人が見つかるのは、めずらしいケースです。不動産業者を介して探すと比較的早く見つかることが多いのです。しかし、住まなくなってかなり年月が経ってから「売りたい」「貸したい」というご相談を不動産業者に持ち込まれる方が多く、空家の期間が長いと売るにも貸すにも修繕費が発生してしまいます。その費用を抑えるためにも「売る」「貸す」のご相談は、早めになさってください。「お金が必要になったから売りに出す」よりも「早めに募集を始めてじっくり待つ」ほうが良い結果に繋がります。
行政書士:私の知り合いにもそうやって古民家に住んでいる若い夫婦がいます。家になってすぐに入居することが出来たので、大家さんの出費は畳を新しくする費用だけだったそうです。
★農地付き物件
空家の持ち主:兼業農家だったので、古い母屋と大きい納屋と畑が全部そのまま残っています。農業をするためにまとめて買ってくれる人がいれば、売ることも考えていきたいけど…そういう人は既に自分の家と農地を持っているしなあ。
空家管理業者:意外に需要があるようですよ。自然食レストランに無農薬野菜を卸す会社が 同じような物件を買ったという話も聞いたことがあります。
行政書士:農業を仕事にしている人や、農業の経験がある人を探すのではなくて、自分の畑を持って静かに隠居生活を、と考えている層をねらうのも良さそうですね。
★いざ相続を…
空家の持ち主:肉親が亡くなり、喪が明けて、相続の手続きをすることになったのですが、調べてみると相続の権利者が思ったよりもたくさんいることが分かりました。会ったこともない遠い親戚に連絡を取って、事情を説明して書類にハンコをもらって…途方もない作業で、めまいがしそうです。私の場合は、それでも全員の居場所が分かるからマシなほうで、行方知れずの権利者がいると相続の手続きがストップしてしまうという話も聞いたことがあります。
行政書士:決して珍しくないケースです。行方が分からないとか、長い間音信不通だからといって、相続の権利がある人を無視して相続の手続きを行うことは出来ません。権利者が相続を放棄出来るのは、亡くなったことを知ってから3ヶ月以内いう法律もあります。
空家管理業者:不動産を均等に分割して相続するために、思い入れのある家を泣く泣く売却した、というケースもあります。生前に肉親から遺言を書いてもらうことが出来れば一番よいのですが、それが難しい場合は、兄弟や親戚などの相続権利者全員で、現金はだれ、不動産はだれ、というように「分け方」を決めておくというのも良いアイディアです。
行政書士:法律のプロには「生前にこれをやっておけばトラブルを防げる」というアイディアがいくつもあります。生前に私のような法律の専門家に相談することが、何よりもおすすめです。
最後に…
最近では、都会から田舎に移住する人が増えてきています。平成25年の日本経済新聞の調査に、「地方で暮らしたい」と思っている若い世代が47%という記事がありました。 その理由としては、次のような「あこがれ」があるようです。
- 残業なしでプライベートが充実
- サザエさんのようなご近所環境
- 家庭菜園で自給自足、車も乗り回せる
- 100坪の敷地に庭も駐車場もある1戸建て
- 通勤ラッシュと無縁の生活
- 豊かな自然に囲まれた生活
でも、
都会では味わえない、ゆったりとした時間を得るには、少しの我慢が必要です。これは慣れてしまうと大したことはないのですが、最初は抵抗があると思います。
田舎へ移り住もうと考えるなら、交通網や生活の不便さを受け入れ、濃密な近所付き合いを楽しむことが重要になりそうです。
田舎暮らしの良いところも、そうでないところも丁寧にお話をさせて頂いております。
地域活性化を担う仕事と言えば、大層に聞こえますが、生まれ育った丹波を気に入ってもらい、ずっと生活したいと思ってもらえる提案をこれからも続けていきたいと思います。