〒669-3601 丹波市氷上町成松140-7

旬の朝採れ野菜がいつでもそろう、農家と農業のホットスポット

いちじま丹波太郎

農薬や化学肥料を使わない有機農業を推進し、「有機の里」として知られる丹波市市島町。有機農業を志す若者が、新規就農の場所として注目する地域でもあります。その中心に当たる市島町上垣、国道176号線沿いにある直売所・「いちじま丹波太郎」には、地域の腕のいい農家さんによる、新鮮で安全な旬の野菜が集められています。

カリスマ人気農家の野菜も!丹波産の朝採れ野菜がいつでも買える直売所

「有機の里いちじま」を中心とした丹波市の農家さんが、新鮮な食べごろ野菜を毎日この「いちじま丹波太郎」に届けます。開館時間である朝9時から夕方5時半まで、農家さんのペースで運び込まれるので、同じ日でも時間によって品揃えが変わります。

「循環創造型農業」とは、健康的で豊かな食生活の実現、美しい景観の形成など、豊かな環境の維持形成を目的に行う、環境を汚染せず改善する農業、安心・安全な農産物を供給する農業のことをいいます。「いちじま丹波太郎」が受け入れるのは、この「循環創造型農業」の理念に共感した農家さんの農作物ばかりです。

木寺農園 木寺正さん

ちょうど取材チームがいちじま丹波太郎を訪れたときに野菜を持ってきたのは近くの農場「木寺農園」の木寺正さん。京阪神へ野菜の移動販売をしたときにも「木寺さんの野菜はありますか?」と指名買いされるようなスター農家さんで、有機農業のスペシャリストとしても知られています。

 

その木寺さんが「良い作物ができた」と思ったらまっさきに連絡するのがいちじま丹波太郎だとのこと。京阪神で人気の農家さんがつくる、「一番いいもの」が新鮮なままに届けられるスポットだというのも、丹波太郎の大きな魅力の一つです。

 

120軒以上の登録農家には、木寺さんをはじめ、技術力の高い農家がたくさん。野菜にはすべて栽培した農家さんの名前が入っているので、あなたが指名買いしたくなる推し農家さんが見つかるかも。

 

丹波野菜がお家に届く、ワクワク「いちじま宅配便」

いちじま宅配便 お試し便2,500円+税/回(送料込み)・一例

 

丹波産の野菜、有機や減農薬の野菜に興味はあるけれど、日常的にいちじま丹波太郎でお買い物するのは難しい、という方にオススメなのが、「いちじま宅配便」。いちじま丹波太郎に集められた旬の野菜を6~10種程度詰め合わせ、お家にお届けするサービスです。

 

宅配間隔は、毎週・隔週・月1回の中から選べ、単発・不定期の宅配も可能。有機JAS認定野菜や無農薬・無化学肥料の野菜に限定したセットと、少し安価な減農薬野菜のセットからセレクトできます。

名前の由来でもある、丹波から京都へと進む雷雲「丹波太郎」をイメージしたイラスト入りのダンボール

 

取材チームも実際にこの「いちじま宅配便」を頼んでみました。丹波市内の場合、注文の翌日には受け取ることができました。箱が届き、中身はなにかな? とワクワクしながら蓋を開けるのも楽しい瞬間です。

丁寧に新聞紙でつつまれ、傷みのない野菜が届きます。

入っていたのは、ブロッコリーやキャベツなどの定番野菜から、春菊・ベビーリーフなどの葉物、丹波産のレモンや金時草などの珍しい野菜、全部で8種類。全てに生産者の名前が記載されています。

特に「金時草」は初めて目にする野菜でしたが、表は緑、裏は紫という葉の色も美しく、おひたしにするとモロヘイヤのような食感も楽しめ、新しい味覚との出会いになりました。普段自分では買わないような野菜に触れることができるのも、おまかせ便スタイルならではです。

 

就農支援・販売支援で農業の発展を支える場所

いちじま丹波太郎 荒木武夫さん

いちじま丹波太郎がオープンしたのは2001年(平成13)。「市島町で地道に続けられていた有機農業を、町の一つの柱として活性化させなければいけない」という思いから、荒木武夫さんが市島町のバックアップを受け、農産物直売と就農支援の拠点として創業しました。

 

就農支援としては、有機の里として知られる市島町で有機農業を学びたいという人の相談に乗り、住居や農地のあっせんを行ってきました。当初は農家研修のかたちを取っていましたが、農業を体系的に学ぶ機会が持てず、新規就農者の定着率は低かったといいます。

 

そこで、農業の知識と技術を学ぶ農業学校を開校してはどうかと荒木さん自ら市に提案。2019年にはいちじま丹波太郎の近くに「農(みのり)の学校」がオープンしました。

丹波市立 農の学校

農の学校には、2019年度に15人、2020年度に12人の生徒が入学。2019年度の入学生のうち8人が実際に丹波市内で就農するなど、若き農業の担い手が確実に定着しています。いちじま丹波太郎の直売所には、「農の学校」の農業一年生が手掛けた野菜も並んでいます。

 

農業一年生からベテラン農家までの農作物を取り扱ういちじま丹波太郎。腕のいい農家さんが手塩にかけた野菜と、美味しくて安全な野菜を求める消費者との、架け橋の役割を果たしています。遠方の方は宅配で、近くの方はぜひ直売所まで、旬の味覚を探しに来てください。

 

text:済木麻子

 

<注意事項例>

  • 新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、店内でのマスク着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンス等に配慮しています。ご協力をお願いいたします。
  • 掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

 

いちじま宅配便 詳細情報

  • 有機野菜セット 6~7品目 2,500円+税/回(送料込み)
  • 有機野菜セット 9~10品目 3,000円+税/回(送料込み)
  • 減農薬野菜セット9~10品目 2,500円+税/回(送料込み)

 

お申し込み・お支払い

お申し込み方法:電話・FAX(0795-80-3750)にて

FAX注文表↓

http://www5.nkansai.ne.jp/org/tanbataro/takuhaibin.htm

お支払い方法:郵便振替

※自然の摂理に従った季節の野菜ばかりなので、収穫が少ない端境期(はざかいき)には、お漬物や佃煮など、丹波野菜の加工品が加わる場合があります。