丹波里山の生活で、なくてはならない自動車。ロードサイドにある自動車整備会社は、丹波市民にとって心強い味方です。今回ご紹介する新興自動車は、道の駅あおがきに繋がる丹波の森街道沿いに位置しています。創業当初は佐治小学校付近で営業していましたが、縁あって7年前、現在の栗住野に移転。真摯にお客様と向き合う地域密着型ならではのサービスに力を入れています。
営業担当=現場作業で、お客様の意向を確実に反映
若い頃、自動車メーカーで営業職と現場作業の両方を経験し、実績を積んできた柴社長。
何よりもお客様との信頼関係を大切に、お客様の立場に立ったサービスを重視しています。
「通常、営業担当と現場の作業は別々の人間が行いますが、当社では同じ社員が担当しています。カーナビの取り付けからコーティングまで担当者がやりますよ。そのほうが行き違いなく、お客様の意向をダイレクトに反映することが出来ますからね」
最近では「あおり運転」の対策に、ドライブレコーダーの取り付け依頼が増えてきました。
「以前は前方だけをつけられてたけど、最近では前後両方の取り付けを希望される方が大半です。あおり運転対策はもちろん、万が一、交通事故に遭ったときの記録用としても重宝します。今の時代、自分の身を守るための必須アイテムでしょうね」
また、新車に多いのは冬の対策の下回りコーティングの注文。除雪作業で撒かれる薬剤によって、ボディーの下などが錆びやすくなるそう。
「これは青垣町という地域性ならではかもしれません。地域密着型サービスの一貫として、積極的にご提案しています」
車検時に電子申請システムを導入。そのメリットは?
2020年より、車検に必要な手続きをインターネット上で一括して行う継続検査ワンストップサービス(OSS)を導入しました。
ユーザー側のメリットとしては、これまで運輸支局、警察庁、県の税務署など異なる役所に出向いて行っていた各種行政手続きが、オンライン申請で完了することになり、手間と負担が大幅に軽減されます。会社側も、資料作成する時間が短縮され、人的ミスや事務負担も少なく、よりスピーディなサービスが提供できるという、双方にとってwin-winとなる仕組みです。新興自動車は、丹波市内ではいち早く本システムを導入しました。これも、お客様側の立場に立って取り入れた、新サービスのひとつでしょう。
車検はもちろん、法定点検も大切。車を上手に大切に使おう
新興自動車では車検はもちろん、法定点検にも力を入れています。ブレーキペダル、クラッチペダルの遊びなどの車内点検、エンジン・ルーム点検、下まわり点検、外まわり、足まわり点検など、エンジンの状態からブレーキの効き具合など、安全と快適さに関わる点を総合的に点検します。法定点検を受けることで安全が保たれることはもちろん、万一の故障による重大な事故を未然に防ぎ、高額な故障修理の予防にもなります。
「車の機能が発達するにつれ、我々エンジニアの技術も常にアップデートしなければなりません。メーカーやディーラーが行う勉強会には積極的に参加し、最新情報もキャッチアップ。時代の流れにしっかり追い付かなればなりませんからね。もちろん現場のお客様の声は一番大切で、その声に応じたサービスを心掛けています。ご要望にお応えしてレッカーサービスも行っています。お客様の立場に立って、財布に優しい真心整備を心掛けています。まずはお気軽にご相談ください」