独自の手技でカラダをほぐす整体院

ゆらねこ

はためくのぼりが気になる国道175号沿いの整体院「ゆらねこ」。不調というわけではないけれど、過ごしにくい気候がこんなに続くと、カラダにストレスがたまっているような気がする。本格的に寒くなる前に体調を整えたいのと、どんな手技なのか、まずは体験することにした。

サラリーマンから人を癒す仕事に転向

迎えてくれたのは四方康一さん。2020年(令和2)10月に開業してまる2年になる。舞鶴(京都府)出身の四方さんが仕事の関係で丹波市に赴任してきたのは10年前のこと。近畿圏全般を管轄するポジションで、ハードなサラリーマン生活を送っていた。しかし、転勤が決まった時、夫婦二人とも丹波での暮らしが気に入っていたため、この地を離れることに抵抗があった。

「なんとなくサラリーマンを続けるのは潮時のような気がする」と、通っていた整体院で話をしたところ、院長に声をかけられたのだ。そこで指導を受けて独立する運びになったが、コロナ禍で人の動きが制限されてしまった。予定外のことだったが、時間ができたので、さらにいろんな勉強を続けて、今は独自の手技が中心だという。

やさしい圧に筋肉がほぐれるような感覚

まずは問診から。普段の生活のことやカラダの気になる部分を質問され、話をしているうちに、そういえば・・・と自分の不調部分に気付かされた。
論より証拠ということで、施術台に仰臥する。背中に手のひらを入れて、ゆっくりと押されるが、指圧のように強いものではなく、自分自身の体重がのっているだけのゆるい圧。そこがツボなのかと聞くと「そうではありません」という返事。……なんなのだろう、心地よい圧、違う場所を押されると少し痛みを感じることもある。血行が悪い場所なのかもしれない、不思議な感じなのだが、ほどなくカラダの内側からぽかぽかと温まってきた。

施術が終わったあと、うっすら汗をかいて、カラダが心地よい。ボキッと関節を鳴らす技とは違って、筋肉をやさしくほぐしていく感じ。「強い刺激は筋肉に緊張を与えてしまいます。やさしい刺激で体の緊張を取り除くことで、リンパや血流をよくして自然治癒力を上げ、つらい症状を緩和していくんです」と四方さん。その日の夜は、ぐっすり眠れたから、翌朝はすっきり目覚めることができた。

5000冊のマンガとフィギュアがずらり

施術室に入って目に飛び込んでくるのは、棚にぎっしりと並ぶマンガ本。その数は5000冊以上、「僕がマンガ好きなんです」と四方さん。ロングセラーのマンガ、歴史もの、スポーツ系、少女マンガに絵本まで、いろんなジャンルがあって、来院者を喜ばせている。

さらに、施術の度にガラポンができるというサービスも。景品は、フィギュア、雑貨、お菓子などで、好きなものを選べるとあって、これを目当てに施術についてくる子どももいるとか。「アミューズメントみたいに楽しめるように」という思いなのだ。

「サラリーマン時代と違って、こんなに幸せな仕事でいいのかと思うくらい楽しいんです。新しい手技を覚えたら、あの人にやってあげられる、と思えるし、改善した人からは感謝されるし、生き方が変わりました」と四方さん。

さらに、「これ以上良くならないと宣告されたり、手段は手術しかないと宣告されたり、どこへ行っても良くならないと諦めたり…、それを受け入れると現実になります。絶対良くなると想像できた方のお手伝いをしたいと、難治、難病を専門に取り組んでいます」と、力強いメッセージ。

完全予約制で、問診票とカウンセリングでゆっくりとカラダについての話を聞いて施術。その後の自宅でのセルフケアもアドバイスする。コロナ禍と重なった2年だが、口コミで来院する人が増え、リピーターも増えているそうだ。

■初回料金12,000円(検査料5,000円+施術料7,000円)
初回の目安時間(50分)

■初回お試しキャンペーン
ネット予約のみ3,900円

 

<注意事項>

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