自動車登録を専門に行う「行政書士 上田比良夫事務所」。丹波市氷上町で創業し、約50年近くこの地で運営を続けています。自動車の登録にまつわることならなんでも任せられる上、スピーディーに対応できるのが上田比良夫事務所の強みです。なぜこれほど素早く登録が進められるのか、そしてなぜ陸運部をはじめ取引先からの信頼が厚いのかについて、改めて伺ってきました。
自動車登録のスペシャリストとして
上田比良夫事務所が創業したのは1974年(昭和49)のこと。当時はちょうど丹波市に自家用自動車が普及し始めており、登録にまつわる申請業務も徐々に増え出していた頃でした。「お客様のよきアドバイザーになれればと、自動車登録を専門に扱う個人事務所を立ち上げたんです」と代表の上田さんは話します。
請け負えるのは、普通車や軽自動車、バイクなどの登録にまつわるさまざまなことや、車庫証明・希望ナンバーの取得の申請など。同じ乗り物といえど、普通車・軽自動車・バイクは登録の仕方がまったく異なりますが、いずれにも細かく対応して迅速に登録を済ませることが可能です。
業務の多くは自動車ディーラーや販売店の依頼からスタート。新車登録をはじめ、「希望のナンバーを取得したい」「登録を抹消したい」といった依頼にすぐに応えることをモットーに、50年近く運営を続けています。
毎日陸運部に出向くからスピーディー
いちばんの特徴は、管轄の陸運部に毎日出向き申請作業を行なっていること。コストを考えると1週間に1、2回出向く程度の頻度にとどめておき、効率良く立ち回るのが一般的ですが、同社に限っては「創業当時から、そこだけは変わらずに」と、採算度外視で手間を惜しみません。
「丹波市から神戸市へと毎日通うことで、お客様をお待たせすることなく迅速に処理が進められます。行き帰りの移動時間はもちろんかかりますし、高速道路料金や、ここ最近はガソリン代も高騰していて大変ではあるのですが、それよりも誠実にお客様に対応したい。それだけを考えています」(上田さん)。
そのおかげで、新車・新規登録(営業車を含む)をはじめ、名義変更や変更登録、検査証・検査標章の再交付などいずれの登録業務もスピーディーだと大評判。創業以来依頼が途絶えず、多くの顧客を抱えています。愛車の手続きが早く進むのは、顧客にとって嬉しいものですね。
全国のネットワークを駆使してすぐに解決
二代目の高橋貴喜さんも行政書士の資格を取得し、自動車登録における業務を行う日々。「登録業務を専門に行う行政書士のネットワークが全国にあるので、関西はもちろん北海道から沖縄まで登録を請け負うことができます」と高橋さんは話します。
例えば丹波市でナンバーを取得していたけれど、転勤などによって別の地域でのナンバー登録が必要になったという場合にも即座に対応。全国ネットワークを駆使しあらゆる場所でスムーズな登録業務が行えるほか、どのような書類が必要かも迅速に判断して伝えてくれます。もちろん「このケースならどのようにすべきか」といった相談にものってくれるので、何かわからないことがあればいつでも相談できます。
法律にかかわる業務ということもあり、法改正に伴って登録の仕方がここ50年でも様変わりしているのだそう。すべて手書きのアナログ式から始まり、マークシート式、電子機器で読み取るOCR申請書へと移り変わり、現在はPC上で管理する完全デジタルへと移行しています。
そんな時代の移り変わりにも素早く対応できるよう、専門的なPCソフトをいち早く導入するのはもちろん、行政書士ネットワーク内で定期的に行われる勉強会にも積極的に参加しています。「ピンチをチャンスに、ではないですけれど、世の中の動きに乗り遅れないよう努力は惜しみません」と上田さんも胸を張ります。
同社への問い合わせは、電話のほか公式HPの問い合わせページからでも気軽に可能。自動車登録の委任状や譲渡証明書、希望ナンバー申込書などの申請書類も公式HPからワンクリックでダウンロードできるのも便利です。
「兵庫陸運部に毎日通う中で信頼も生まれ、これまで滞りなく運営を続けてこられたと思っています。これからも信頼を積み重ねながら、丁寧に、そして誠実に業務を行なっていきたいと考えています」(上田さん)。
<注意事項>
- 新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、事務所内でのマスク着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンス等に配慮しています。ご協力をお願いいたします。
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