絶品うな重に四季折々の美味しさを堪能できる、アットホームな和食処

たつみや

創業100年を超えるたつみやは、旬の食材を使うことにこだわっており、本格的な会席料理から、うな重、お寿司、一品料理まで幅広いお料理を楽しめる老舗の和食屋です。元々はお寿司やコース料理などお祝いの席で使われることが多く、団体のお客さんがメインでしたが、気さくな店主の人柄に惹かれて、現在は個人の常連さんも多く訪れます。

 

地域に寄り添ったお店を心がけている

4代目店主の足立一茂さん

 

たつみやを支えるのは、4代目の足立一茂さん。18歳から伊勢・大阪・京都で修業をし、24歳の時に丹波に戻ってきました。先代と働く中で芽生えたのは「地域あってのお店だから、地域を大切にしたい」という気持ち。「季節の美味しいものを食べてもらいたい。お客さんを騙せないから、本物だけを提供したいんです」と語り、誠実なお人柄が伝わってきました。

 

 

リクエストには全力で応えてくれるのも嬉しい

蟹をさばく足立さん

 

サービス精神が旺盛で、「美味しいと食べてもらいたい」という気持ちから、お料理のリクエストにも快く応じてくれます。お客さんが釣ってきた魚を突然持ってきて、その場でさばいて提供したというエピソードも。「大将ならなんとかしてくれるだろう」と絶大な信頼を置かれているのが伺えますね。

 

 

大将とのやり取りが美味しさのスパイスに!

カウンター席

 

常連さんが好んで座るのは、足立さんとの会話を楽しみやすいカウンター席。美味しいお料理はもちろんのこと、大将の顔を見たかったからと訪れるお客さんも多いのだとか。お客さんとの会話を通して「それじゃあ、こんな料理作りましょうか?」とその場でメニューには載っていない料理を作ることも少なくないそうです。そういう気の利いた対応がお客さんのハートを掴んでいるのでしょう。

 

秘伝のタレを使った自慢のうな重

カウンター席

 

お店の自慢料理の一つが、30~40年継ぎ足している秘伝のタレを使ったうな重。生け簀飼いしているうなぎを、注文が入ってからさばいています。うなぎ本来の脂を落とさずに食べられる「地焼き」という焼き方を採用し、蒸さずに直接焼くので、皮は香ばしく身はふっくらとした食感を楽しめます。

 

国産のうなぎは、質に大きなこだわりを持って仕入れを行っており、「うなぎ専門店よりも良いうなぎを使っている」と自信をのぞかせていました。1度食べるとリピートするお客さんが多いうな重、1匹5,000円(税別)という価格も納得の1品です。うなぎというと夏のイメージがありますが、「冬のうなぎの方が脂がのっていて美味しいんだよ」と教えてくださいました。

 

蓮根饅頭

 

おろした蓮根を丸めて餡をかけた蓮根饅頭は、お父様の代からある定番の一品で、単品でも注文が可能。定番料理を大事にしながらも、時代に合わせて求められている料理も提供できるよう、日々思考を巡らせているそうです。「何かに特化するよりオールマイティーに対応できれば」と考え、様々なシーンに寄り添うメニューの豊富さもたつみやの売りの一つです。

普段使いから特別な席まで利用できるテイクアウト

特選弁当 1,000円(税別)

揚げ物、煮物、酢の物、焼き物などが入った特選弁当は、コロナ禍でのテイクアウト需要を見込んで始められたもの。揚げ物以外はその時々で内容が変わります。

特選弁当 3,000円(税別)

法事や祝い事にも利用できる、お寿司やお造りも入ったワンランク上のお弁当は3,000円(税別)。高級感があり、見た目も華やかなので、様々なシーンで活躍してくれそうです。

※お弁当は前日までに要予約。

会席料理 5,000円(税別)

旬の素材を楽しむことができる会席料理は仕出しにも対応。御膳などの備品もすべて用意してもらえるので、本格的な料理を自宅でも手軽にいただくことができます。その他、オードブルやお寿司(1人前~)も予算や人数に合わせてテイクアウトが可能です。

店内での飲食、テイクアウト共に、普段使いにもお祝いの席にも利用できるので、自分好みの使いかたを見つけてみるのも良いですね。

 

<注意事項>

  • 新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、店内でのマスク着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンス等に配慮しています。ご協力をお願いいたします。
  • 掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更、消費税率変更に伴う金額の改定などが発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。