経理や労務をまるっとお引き受け。会社の困りごとならなんでも相談OK

アイ労務行政相談所

特定社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラーの資格を持つ梅垣喜美代さんが代表を務める、「社会保険労務法人 アイ労務行政相談所」。経理や総務など、細々とした面倒な作業を一手に引き受け、丹波市をはじめ多くの企業が頼りにする存在です。代表の梅垣さんに、業務へのこだわりを伺いました。

社会保険に関するさまざまな申請を引き受け

代表の梅垣喜美代さん。この道30年以上のベテラン

アイ労務行政相談所の業務は、主に3つ。会社の社会保険を預かって申請を代行する「社会保険事務手続」、社員の毎月の給与を計算する「給与計算」、会社の制度づくりをサポートする「就業規則や社内規定の作成」です。

このうち、社会保険事務手続を代行している会社は80社余り・被保険者は500人余り、給与計算を行っている会社は22社・300人近くにものぼります(2022年5月時点)。

「丹波市のほかにも神戸市や丹波篠山市などの会社さんからもご依頼いただいています。長いお付き合いになると、社員の方々の家族関係まで把握しているぐらい。お困りごとがあれば、何でも気さくに話してくださいます」と梅垣さん。

これほどまで多くの会社から依頼がある理由は、時代によってさまざまに移り変わる制度や法律を、しっかりと把握しながら運営してきたからこそ。
「数年前なら問題なかったことも、今では法律違反になってしまっている場合もあります。会社経営しながら、次々と移り変わる法律についていくのはとても大変なこと。私たちが経理や総務をしっかり担うことで、安心して経営を行っていただければと考えています」。

多様な生き方が認められる時代

ここ十数年、社会の動きは大きく変化してきました。なかでも“社会の多様化”は、大きなトピックです。
梅垣さんもそんな社会の動向に注意を向けながら、契約先の会社に向けてさまざまなアドバイスを行なっています。

例えば働き方改革が推進されている中で、これまで残業で賄っていた業務量をどのように調整したらよいのか、と相談された場合。可能な限り会社の内部に入って業務を見直し一つひとつアドバイスし、社内制度もしっかりと整備します。
また、これまで産休・育休制度を設けていなかった会社においては、制度を設けるにあたり必要となる社会保険の事務的なサポートも丁寧に行います。

本棚には人事・労務に関する本がずらり

「ここ数年、これまでの働き方とはまるで異なる流れができています。会社で働く社員さんの意識もひと昔前とはずいぶん異なり、『業務に応じて給与を上げて欲しい』『男性でも育休をしっかり取りたい』など、さまざまな意見が経営側に持ち込まれるようになりました。
優秀な社員さんを逃さないための、会社の制度作りはとても大切。私たちも社員さんの考え方に乗り遅れないよう、常に新しい情報を仕入れなければなりません」と梅垣さん。

そのために、毎月1回神戸で行われる社労士仲間の勉強会にも積極的に参加。実際に対応した事例を話し合ったり対応方法を共有したりしながら、知識を常にアップデートしています。

また、社会保険に関する内容をまとめたオリジナル冊子「社会保険の基礎知識」も制作。イラストを多用し“できる限りわかりやすく”を心がけたこの冊子は、梅垣さんが講師を務めるセミナーや個別での相談時にも大好評です。

50歳を過ぎて大学院を修了したバイタリティ

実は梅垣さん、1974年に関西大学法学部法律科を卒業したのち、時を経て2005年(平成17)に関西学院大学総合政策研究科博士課程前期を卒業するという経歴の持ち主。気になることややりたいことにはどんどん挑戦してきた、バイタリティ溢れる人物です。

フットワークも軽く、神戸の勉強会とは別に、日本各地で開催される社労士仲間の勉強会にも参加。事務所には最新のシステムを導入し、給与計算や社会保険事務手続なども素早く的確に処理します。

常に先を見据え、新しい価値観を恐れなく取り入れ、社会に還元していく。そんな梅垣さんの元に多くの信頼が集まるのは、必然といえそうです。

 

<注意事項>

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