かわいい2匹のワンちゃんとともに西宮市から丹波市に移住し、「ドッグラン&カフェ joli joli」をオープンさせた藤原さんご夫妻。添加物を一切使わないランチや体にやさしいドリンクをいただきながら、大切な愛犬をドッグランで存分に遊ばせられます。やさしい笑顔で迎えてくれるご夫妻のお人柄もまた、とっても素敵です!
愛犬のため、西宮から丹波へ
4歳の小太郎くんと7歳のウィルくんとともに暮らす藤原さんご夫妻。都市部に住んでいた時には、毎週2匹のためにドッグランやドッグカフェへ出かけるのが恒例でした。近隣のランやカフェを探してはあちこちを訪れる中、いつしか「自分達でドッグラン&カフェをやってみたい」との思いがむくむく。
早速西宮市や大阪で物件探しをスタートしましたが、なかなか希望通りの物件に巡り会えません。そんな時、「以前訪れた丹波の雰囲気がとても良かった」ことを思い出し、丹波も視野に入れて探し始めてすぐ運命的に出会ったのが、丹波市氷上町のこの物件です。
かつて別荘として使われていたという建物は、広い庭を有し隣接する民家もなく、街中からは少し外れていて、どこか世俗から距離をとったような雰囲気。ドッグラン&カフェをするには最適でした。
もちろん2匹の愛犬たちも自然いっぱいの丹波が大のお気に入りに。まずは奥様が移住をして準備をはじめ、その間に夫の崇晃さんが料理の腕を高めるため調理師専門学校へ入学。2021年9月、ようやくオープンへと至りました。
丹波の食材を使った、絶品の日替わりランチ
同店でぜひいただきたいのが「日替わりランチ」(1,000円)。この日は鹿肉のソテートマトソース添えをメインに、しいたけのピザ、キッシュ、野菜のバター炒め、ゴーヤ・かぼちゃの煮物、キウイフルーツと、実に盛りだくさん! 作り置きはせず「JA丹波ひかみ」で仕入れた野菜をメインに仕立てます。
鹿肉のソテーは、特に「お客様からも好評」という人気のひと品。鹿肉専門の加工業者「丹波姫もみじ」の鹿肉は、くさみが一切なくそれでいてジビエらしい野趣もあり舌が唸るおいしさです。自家製トマトソースに絡めて食べれば、うまみがさらに加速。
ほかにも、氷上町で平飼い卵を生産している芦田ポートリーの卵や、丹波産コシヒカリなど、丹波市ならではのこだわりの材料を惜しみなく使用しています。
ドリンクにもこだわり、アメリカの茶葉ブランド「マイティーリーフ」のオーガニックティーを提供しています。こちらの「デトックスティーモヒート」(550円)は、薬草のような風味のオーガニックティーにミントをブレンドし、爽やかですっきり飲みやすい一杯へと仕上げました。
ソファ席の足に設置したカラビナにリードをかければ、ワンちゃんと一緒に室内でお食事もOK。愛犬とともに過ごす午後のゆっくりとしたひと時を存分に楽しみたいです。もちろん、ワンちゃんがいなくても大歓迎です。
自慢のドッグランをご紹介
ドッグランは店舗スペースのすぐ横。自然の芝生が敷き詰められ、リラックスチェアも2脚設置されて、ワンちゃんが遊ぶ様子をたっぷりと眺められます。
ウィルくんと小太郎くん、2匹ともドッグランに降り立った瞬間に大興奮! フリスビーを追いかけながらいつまでも駆け回っています。
「丹波に来てから2匹の目の輝きが違うんです」と藤原さんもにっこり。今後は障害物なども置いて、いろんな遊びができるよう工夫していくそう。
また2匹ともかなり人懐っこく、“犬見知り”もしないようで、ほかのワンちゃんと遊べない子とも積極的に関わって一緒に遊んでくれるのだそう。人に撫でられるのも大好きなので、彼らが近寄って来てくれたらたっぷりよしよししてあげたいですね。
取材中、終始朗らかな笑顔で対応してくださった藤原さんご夫妻。2匹のワンちゃんとやさしく温かなおふたりの人柄に、癒やされること間違いなしです。
※表示価格は全て税込
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