居酒屋「蘭丸」はこんなお店!
「もともと、人に料理を振る舞うのが好きだった」という元・トラック運転手のご主人・大垣年弘さんが、2004年、氷上町朝坂(移転前)の国道175号線沿いにオープン。
地域の方がお酒を飲み楽しむ憩いの場として10年以上親しまれ続け、29年からは山南町草部に移転しています。
店舗も新しくなり、木の香りがする落ち着いた空間で、変わらない味、丹波の旬の味を楽しむことができるこのお店は、お近くの常連さんはもちろん、丹波の名物を食べに遠方から訪れるお客さまもいるなど、隠れ家的に親しまれています。
国道から中に入った場所に位置しているので、GoogleMapだけだと少し迷ってしまった……という場合も、お電話すると快くお迎えに来てくれるので安心です。
中はお座敷4席とカウンターというコンパクトな作りになっているので、親しい友人とでかけるのはもちろん、1人でふらっとカウンター飲みを楽しむのにも居心地がよく、お仕事の疲れをパッと癒やしたいときなど、気軽に立ち寄れる雰囲気です。
16:30~営業開始。明るいうちからのビール、という究極の背徳が楽しめるかも……
居酒屋蘭丸のこだわりメニュー
自家栽培した減農薬栽培のお米、山の芋、野菜などをつかって、お酒に合う様々なメニューを提供。丹波地域の伝統食である鯖寿司、野菜たっぷりのホルモン鍋、冬季限定の猪肉料理など、滋味あふれる料理が魅力です。
ホルモン鍋
ホルモンに、ニラ、玉ねぎ、キャベツ、もやしなどの野菜をたっぷり乗せて、甘口に仕上げた醤油味にピリ辛が効いた秘伝の特製タレで味付けした、大好評のホルモン鍋。
ちょっと珍しい浅型のこのお鍋。店主の大垣さん曰く、丹波地域のホルモン鍋といえば浅型のお鍋を使用するのが主流なのだとか。お店で使われる銀色のお鍋は、蘭丸さんこだわりの特注品です。
煮立てると野菜から水分が出てきて、ちょうどよい塩梅のピリ辛味に。
冬で寒いときはもちろん、夏バテで疲れ気味の体も元気になりそうな、ガツンとしたボリュームがあり、ビールや日本酒とも相性抜群!
ホルモン鍋 850円(税込)
丹波名物!鯖寿司
日本海側から京の都へと続く鯖街道の最終ルートにあたる丹波地域では、鯖寿司はハレの日のごちそうでした。お祝いごとや秋まつりではどの家庭でも手作りされ、それぞれの家庭の味がありました。
「蘭丸」の鯖寿司には、自家栽培の「コシヒカリ」と「日本晴」をブレンドしたシャリを使用。米作りには有機肥料や油かす、山の落ち葉などを使い、土作りから徹底的にこだわっています。
秘伝のレシピでつくる肉厚の〆鯖は、舞鶴港から直送された新鮮で上質なもの。2~3日かけてしっかり味をしみこませ、つけ具合を確認したうえで押していきます。
大垣さんのお母様から受け継がれたという伝統的な味は、地域の人から「懐かしいわ」「ここのやないとあかん」と言われる定番の味です。
皮を炙って仕上げた炙り鯖寿司は、皮のパリッと食感と身のジューシーさが際立ちます。
店内での飲食の他、JA丹波ひかみのとれたて野菜直売所や道の駅あおがきなどでも販売しています。
丹波伝統の味、おふくろの懐かしい味をどうぞご賞味ください。
鯖寿司1,100円(税別) 鯖寿司あぶり1,200円(税別)
冬季限定メニュー ぼたん鍋、すき焼き
丹波地域で獲れた猪肉(ぼたん)をつかった料理を、冬季限定で提供しています。
猪鍋、猪焼肉、猪すき焼きなど、味噌仕立てや甘辛醤油味など、猪肉の濃厚な旨みを堪能できるメニューがそろいます。
丹波の野菜の甘さ、ジビエの滋味を堪能できる鍋メニューは忘年会シーズンにも大人気。
牡丹鍋は、豚よりも白い部分が多くコラーゲンとヒアルロン酸がたっぷり!肉厚お肉とお味噌の相性が抜群です。
ぼたんとしては珍しいすき焼や、すりおろした山の芋を鍋に入れるといった、丹波ならではの食べ方も楽しめます。
ぼたん鍋1人前3,800円(税込)
また、冬季限定で要予約のふぐ料理も承っています。
ふぐ(鍋のみ)3,800円(税込) コースの価格はご相談ください。
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丹波の伝統的な味、地元のものだからこそできるおもてなしを提供しています。「丹波らしくて、美味しいものが食べたい」というときはもちろん、ビールと2~3品のおつまみで軽く一杯やりたいときにもご利用ください。