相続、交通事故、離婚、トラブル…暮らしの悩みを一手に引き受ける

弁護士法人 近畿フロンティア法律事務所

丹波市で頼りになる弁護士法人として知られる「近畿フロンティア法律事務所」。丹波オフィスのほか、丹波篠山と神戸北にも支部を構え、さまざまな悩みを解決に導いています。

そもそも弁護士事務所ってどんな存在? どんな風に相談すればいい? そんな素朴な疑問を、代表の金子敬之弁護士に伺ってきました。

弁護士事務所はどんな時に行く?

相続税が思った以上にかかることがわかったときや、交通事故の相手先から多額の慰謝料を請求されたとき、また近隣トラブルで迷惑しているときなど、暮らしに関する困りごとは多種多様です。そんなとき頼りになるのが地域の弁護士さん。はじめて弁護士事務所を訪れる際にはなんだか緊張してしまいがちですが、「ご相談だけでも、気軽に来ていただいて全く問題ないですよ」と金子先生は頬を緩めます。

金子先生は、2010年に(平成22)弁護士法人ひょうごパブリック法律事務所丹波ひまわり基金事務所に4代目所長として赴任。以後丹波の案件を数多く手がけてきました。その流れで2012年(平成24)に丹波市で弁護士事務所をはじめ、2016年(平成28)には法人化。同年に神戸北オフィス、2年後には篠山オフィスも立ち上げるなど、現在は丹波にとどまらず幅広い地域で活躍されています。

「私たちは依頼者さんにじっくりと向き合うことを信条としています。どのようなことで悩まれているのか、まずはお話を聞き、その上で次の行動へと移っていきます。最初のご相談だけで自分の進むべき道が見え、『ああすっきりした。なんとか自分で頑張ってみます』とおっしゃる方もおられますよ」と、金子先生。

弁護士事務所は、一般的に案件をこなすことを優先する傾向があり、1人の依頼者の相談事をじっくり聞く時間が取りにくい場合もあるのだそう。一方、近畿フロンティア法律事務所は、最初の面談が大切だとまずはじっくり話を聞き、依頼者に寄り添うように努めています。

相談後はすぐに訴訟に入る?

丹波オフィスの面談ブース

依頼者にとって、最初の面談後、すぐ次の行動に移るかどうかは気になるところ。「依頼者さんや、相談事に合った対策法をとっていきますので、すぐに訴訟云々というわけではありません」と、金子先生。大切なのは、次に取る行動が依頼者にとって納得できるものなのかどうかです。

例えば、遺産について兄弟姉妹で揉めている、といった場合、果たして訴えを起こして兄弟姉妹に勝つことが、本当に本人が望んでいることなのか。1人ひとり考え方や思いは異なるため、本当の思いを確かめながら探っていきます。

「今後どうしたいですか? とストレートに聞いたとしても、表層の答えしか得られないことがほとんどです。その言葉を鵜呑みにするのではなくて、依頼者さんに寄り添い、本当の気持ちがどこにあるかを探っていきます。

実は心の奥底には、“本当はこうしたい”という想いを持っておられる依頼者さんがほとんどなんです。その想いをうまく引き出し、誤った方向に向いているなら軌道修正しながら、依頼者さんが納得でき法律的にも確かな方へ後押しすることを大切にしています。その結果、相手方と交渉するのか、訴訟へ進むのか、ケースバイケースで判断していきます」。

近くの弁護士にお願いするほうがいい?

日本全国あちこちに弁護士事務所はありますが、どの事務所の弁護士さんに相談すべきなのか、迷ってしまうこともあるでしょう。

金子先生は「迷ったときには、4つの項目をチェックされてみてはいかがでしょう」と話します。

「まず1つめの項目は、近くの弁護士。相談のたびに事務所を訪れるわけですから、体力的な面からも遠いと負担を感じがちです。たまに、丹波市の方で大阪や東京などの弁護士事務所に通われる方を見かけますが、時間もお金もかかりますから、大変そうだなと心配してしまいます。

2つめは、その案件に詳しい弁護士。弁護士によって得意不得意がありますので、特殊な事例に関しては、その分野が得意な弁護士にお願いしたほうが良いでしょう。

3つめは、ご紹介など繋がりのある弁護士。身近な人の紹介だとやはり安心感があります。

そして4つめは、一度相談してみてフィーリングが合うと感じた弁護士。“この人と感じが合うな”という直感は、意外と大切だったりします。いずれにせよ、一度お近くの弁護士事務所に相談してみると良いかと思います」。

「和尚と弁護士の悩みごと相談」も開催

弁護士事務所で相談するまでもないけれど、ちょっとした生活の悩みがある、という人におすすめなのが、毎月1回、氷上町の青蓮寺(しょうれんじ)で開催されている「和尚と弁護士の悩みごと相談」。

これは、金子先生と青蓮寺の荒木住職が2013年(平成25)に始めた相談会で、プライバシーに配慮しながら、家族やお金、生き方や心の悩みごとなど、さまざまな相談に無料でのってもらえるイベントです。

仏教の礎となるお釈迦様の知慧と、社会が守るべきルール・法律の両面からアドバイスがもらえるとあって、開催以来大好評。こんなこと相談してもいいのだろうか、なんて思う必要は全くなく、ウェルカムな雰囲気で迎えてくれます。

また、丹波市のコミュニティラジオ・FM805たんばでも、毎週金曜日20:30より「和尚と弁護士の悩みごと相談」番組を配信中。まずはこちらをチェックしてみるのも良さそうですね。

なお、青蓮寺で行われる悩みごと相談は完全予約制。近畿フロンティア法律事務所まで電話での申し込みが必要です。開催日は近畿フロンティア法律事務所と青蓮寺の公式HPで随時お知らせしているので、チェックしてみてくださいね。

 

<注意事項>

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