兵庫県の真ん中から全国に。高品質の中古輸入車をリーズナブルに販売!

CAR NORUEL INTERNATIONAL

北近畿豊岡自動車道氷上I.C.から国道176号線を南下しJR柏原駅方面へ進むと、柏原北交差点の手前左に、輸入車専門店「CAR NORUEL INTERNATIONAL(カー ノルエル インターナショナル)」があります。敷地内にはベンツやポルシェをはじめ、有名なブランドの輸入車がずらり。外国車と聞くとハードルが高そうですが、価格を聞くと意外とリーズナブルでびっくり。松浦代表にその低価格の秘密と、輸入車販売に対する思いを伺いました。

201911月オープン。オープン時にはなんと5万円の軽自動車も!

 

開業時に作ったというオリジナルパーカー(非売品)

丹波市内の国産車のディーラーで約10年勤めていた松浦代表は、三田市から北のエリアには輸入車の販売店がなかったことから、輸入車販売を考えていました。そんなとき、車が一日1万台通るという国道沿いのこの場所が空くという話を知って開業へ。オープン当初は、まず店を覚えてもらうために国産の軽自動車を5万円から販売しました。結果、開業翌月の12月には40台も販売したのです。

ベンツをはじめBMW、ワーゲン、ポルシェなど一般的に知名度も馴染みもあるドイツ車を中心に扱っていますが、レアな限定車やカスタム車も意識して入荷しています。向かいがドラッグストアということもあって、奥さんが買い物中にご主人がふらっと見に来られることも。また、最近では女性だけのお客様もよく来られるので、女性の方にも入りやすい店づくりや展示を心がけているそうです。

アパレル服販売店で培ったノウハウで、車をディスプレイ

輸入車を中心に常時20~25台を展示販売中

販売している車は国道を走る車からの目線を意識し、扇形に見やすく並べられています。展示車は次々と売れていくので入れ替えもスピーディーに行い、そのタイミングで常に車は同じ場所にならないよう動かして展示に新鮮味を出しているそう。

「実は以前、神戸のアパレル店舗にいて、接客はもちろん店の陳列ノウハウや効果的な見せ方を覚えたのが役立っています。例えばプライスボードもよく赤色で表示されていることが多いのですが、うちでは夜でも国道から見やすいように黄色にしています。そういうこともあって丹波市で一番売れている店だと自信をもっています」

全国の販売店がライバルになるネット販売に注力

落ち着いた接客スペースで気軽に商談ができます

関西の車雑誌にも掲載中で、安さで5本の指に入るほど注目されている同店。地元の丹波とそれ以外のお客様の割合は半々だそう。また車雑誌のインターネット版でも、販売中の車が見られるので、全国から問い合わせがあり、オンライン商談での成約も多いそう。

「ネット販売はスピードがポイント。ネットからの問い合わせの返信は1時間以内を目標にしています。お客様の“購入したい”という思いが熱いうちに返信します。できる限りわかりやすく、質問に対しては120%の答えで、かつ長くならないような文面を心がけています。問い合わせから1週間以内の商談が勝負ですね。問い合わせした時が、一番購買意欲が高いですから」

お客様のお住まいは、北は北海道から南は鹿児島まで。運送費もかかりますが、今は“陸送無料キャンペーン”にして輸送費はすべて無料対応です。「北海道は海を渡るのですが、大盤振る舞いで無料にしています」と、笑みを浮かべる松浦代表は、「“品揃え・送料無料・早く届ける”という、車業界のAmazonになりたいですね」とも。お客様の希望の色や車種、予算を聞いてからの注文販売もありますが、なかなか希望の車が提供できない場合は、優先事項を聞いて、他の車を提案することもあるのだとか。

お客様の年齢は18歳~70歳代までと幅広い同店。フランクに話せる雰囲気づくりや気持ちよい接客はなるほどさすがです。その裏には、話し方への注意はもちろん、会話の早さや声のトーンに気を付けるなどの努力もされているそう。

リーズナブルな価格で輸入車の販売ができる理由

限定車などの取り扱いも多い(全国限定250台のブラウンレザー仕様のワーゲンゴルフ)

“事故車は一切扱わず高品質の車を低価格で提供する”のが松浦代表の方針です。

中古車は本来、オークション会場での仕入れが一般的ですが、同店ではお客様からの直接買い取り、または業者からの仕入れルートを確保しています。「輸入車専門店だからこそ、車に見合ったよい値段で買い取りさせていただくので、手放されるお客様にも喜ばれています」

また、電話で即買い取り価格を提示されることもあるのだとか。ダイレクト買い取りとダイレクト販売で中間マージンをできる限り省き、その分お客様に安く提供し、売る方も買う方にも喜んでいただける仕組みづくりを心がけていると伺い、納得。

更に、気になるメンテや修理も、神戸の信頼できる業者に低コストで依頼しているとのこと。購入後も安心ですね。

丹波市の人に、輸入車に乗る楽しさや魅力を味わって欲しい!

松浦代表

「“輸入車に乗ってみたい”という方は多いと思いますが、初めての購入だと不安もあると思います。確かに国産車に比べると燃費も悪いし手間もかかりますが、輸入車に乗られると、その独特な車の魅力にはまる方も多いですね。丹波市の方に“輸入車を買う”という夢をもっていただき、それが現実になるお手伝いができればいいなと思います」

近い将来には、大規模「レクサス」専門店も計画中

輸入車だけでなく、「レクサス」をはじめ人気の国産車も販売

丹波市に観光シーズン以外にも人を呼ぶには? ということを考えて、50~100台の展示規模で、整備工場も併設したレクサス中古車販売店を計画しているそう。ステータスとしても注目される「レクサス」の中古車は人気ですが、大阪の南部には専門の販売店があるものの、関西の北部にはありません。そのため、関西一円からレクサス目的で丹波市に来てもらえたらと思い描いています。

 

輸入車販売だけにとどまらず、丹波市がより活気づくことを目標に、熱い思いでさまざまな取り組みをしている松浦代表。近い将来の「レクサス専門店」の開業も楽しみですが、まずはワクワクを求めて、お店やホームページに気軽に訪れてみてはいかがでしょう。もしかしたら憧れの輸入車の掘り出し物があるかも。

<注意事項>

  • 新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、店内でのマスク着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンス等に配慮しています。ご協力をお願いいたします。
  • 掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。